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1~3歳の時期に大切にすべきことNo.3-選択について

1~3歳の時期に大切にすべきこと

No.3-「選択」について

 今回は、もうひとつ、大切な「選択」について書いてみたいと思います。

 保育園では、なるべく、子ども達に選択の機会を作るようにしています。例えば、二枚のパンツを見せ、「どっちがいい?」と訊きます。子どもが「どっちにしようかな?」と考えることが、とても重要なのです。考えた時に、゛意志゛を使います。意志は、使うことにより強められます。強固な意志を持って、唯一無二の、あなたの人生を歩いて欲しいのです。

 盲目の哲学者(米国)、シーナ・アイエンガーは、人は「運命」の中に産まれ、「偶然」の出会いがあり、「選択」を通して自分の人生を作りあげ、終わる、と言っています。そして、選択を成功するには、あなた自身を知ること、と言っています。又、幸福になるための障害物として
〇数値にこだわり過ぎること。(直感を見逃すな。)
〇自分の欲しいものがわからない。
〇幸せをもたらすものへの過度の期待。(お金があった方が幸せになれる? 幸せの中身を考えること。)
〇わかっていても間違った選択をしてしまう。
と、警告をしています。
 そして、成功の資質として「目的を追及するための強い意志」が必要である。そのためには、選択を日々積み重ねること、と述べています。又、「自分が何者であるかを発見するために選択をする。」と言っています。

 そういえば、考えてみると、私達の生活は、選択の連続の中あります。ささいなことでは、夕食のメニューを選び、買い物をする時も、どの人参にしようかと選んでいます。服装にいたっては色々様々選びます。大きな事に関しては、進路を選び、職業を選択し、結婚相手を選びます。つまり、幸福につながる良い選択ができるようになるために、幼い頃から練習しましょう、というわけです。

 ただし、幼い子どもに選択をさせるには、幾つか気をつけることがあります。
(1)始めは二つのものから選ばせる。年齢が上がるにつれ、三つ~と多くする事が出来る。
(2)選択する相手(対象になるもの)を、よく知っていること。例えば、食べたこともない料理を選ぶことは難しい。
(3)何でも選ばせれば良い、ということではない。例えば、食卓の上に座っていたら、そこは座るところではない、とはっきり言う。社会生活に適合しないことは選ばせない。

 いつかは来る将来のことを考え、保育園では、小さな選択を大切にしています。それは、相手の人格を尊重することでもあります。「どっちがいい?」と訊かれ、「こっち!」と嬉しそうな返事が返って来る事もあります。

 そして、ひいては、強い意志を持って良い選択をし、幸福な唯一無二の人生を送り、「平和」のお手伝いをしてほしいと思います。

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